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島根の観光スポット

宍道湖(しんじこ)

島根県東北部に位置する。面積は日本国内で 7 番目、島根県内では鳥取県境に位置する中海に次ぎ、2 番目に大きな湖である。形状は東西に長い長方形。東西約 17km 、南北約 6km 、周囲長 47km 。湖の面積の約 5 割が水深 5m 以上であり、湖底はほぼ水平となっている。

宍道湖は湖内の漁獲量の約 9 割を占めるシジミ漁で有名である。1951 年、松江市が宍道湖十景を選定した。内容は、松江城の雪、天倫寺の晩鐘、秋鹿の出雲 富士、一畑寺の月、平田の愛宕山の秋色、宍道の宿の夕鴨、玉造灘の春霞、嫁ヶ島の残照、白潟沖のえびかがり、大橋の朝霧である。

松江城の天守閣 (国の重要文化財) は、宍道湖から約 500m 北に位置する。天倫寺の鐘は国の重要文化財であり、表面の彫刻で有名。松江市街の西のはずれの 湖岸にほど近い台地にある。出雲富士は大山の別名。一畑寺は出雲市にある一畑薬師の略名、眼病に効果があるといわれている。愛宕山は、出雲市にある斐伊川 を見下ろす丘。えびかがりとは、かがり火を使って湖内のエビを採取する漁法の一種。大橋とは宍道湖が大橋川に流れ出す位置にかかる宍道湖最大の橋。晴天時 に蒸発した水蒸気が朝方霧になりやすいことによる。